円安が良いワケ

● どうして日本は円安が良いのか

今日は輸入と輸出の関係についてみていきましょう!

普通何の要素も関わらないと考えると、自国の通貨が強いということに越したことはないのです。

しかし日本は円安のほうがいいとされています。それはなぜでしょうか?

● 日本は輸出大国

日本の経済はどうやって成り立っているかといいますと、やはり以前「製造業」ですね。技術をウリにしています。

輸出額は1990年代には約41兆円→2010年代には67兆円になっています。

一方輸入額は1990年代には約33兆円→2010年代には約60兆円になっています。

1990年代は輸入出差額8兆円で、2010年は7兆円です。

1兆円変わりますが、全体の輸入出額から考えても規模は縮小しているでしょう。

● 輸出>輸入の場合

日本のように輸出>輸入の国では輸出する際に儲かった方がいいわけです。

たとえば1万ドルで車を売るとします。

100円=1ドルの場合は100万円で作った車をを1万ドルで販売することができます。

つまり1万ドル=100万円です。

しかし200円=1ドルになった場合は!?

1万ドルが200万円に化けるわけですね!

同じ1万ドルですが、日本では貨幣の価格が変わるのです。

● 逆にアメリカが輸入する際には

輸入大国のアメリカは自国のドルが強い方がいいわけです。

例えば日本から米を100万円分輸入しようと思います。

1ドル=100円だったら1万ドル支払わないといけないのですが、

1ドル=200円のドル高だったら5千ドルの支払いで済みます。

よってこれまではアメリカはドル高・円安になるように操作してきました。

その方がアメリカにとっても、いいわけです。

● 近年の特徴は・・・

しかし最近はこれまでの操作とは真逆の「円高ドル安」の傾向が強い。

これは日本にとってダメージです。同じように輸出が伸びたとしても、日本円に換算したときに実質の価値が落ちてしまいます。

よって国内総生産GDP低い成長率となります。

この動きにはやはりリーマンショックが絡んでいると思います。

アメリカはサブプライムローンで回収しきれなかった不良債権を早く売り払いたい。

これがもしドル安になれば、債権の額をちっさくして海外に売ることができるんですね。

そのためにドル安を保っている、という見方もあります。

しかしドル安なると債権の売れ行きをが悪くなる・・・ということ考えられるため、今後のアメリカの動きに注目していきたいところです。

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